2022年10月

2022年10月30日

ナポレオン・コーヒー

コーヒー業界には、一般に出回らない豆が存在します
闇の豆、開発途中の豆、超希少な豆、日本には内緒の豆
今回コンパスコーヒーが手に入れたのは超希少な豆

セントヘレナ旗


ナポレオン一世が幽閉されたセントヘレナ島の豆
ワインを禁止されていたナポレオンが飲んだとされているコーヒー!
ここで出来る豆は超高級豆で有名だが、更にそのピーベリーともなれば
どれだけ貴重な豆になるか理解いただけると思う。

セントヘレナの農園

かつてコーヒー農園を所有していた東インド会社の記録によれば
1732年にイエメンのモカ港からこの島にコーヒーが持ち込まれ
バンブーヘッジでコーヒー栽培が始まったとある。
その時コーヒー栽培をしていたジョージ・ウィリアム・アレクザンダーが
ロンドンにコーヒーを送り、その品質の高さから
1851年に開催された第一回ロンドン万国博覧会の
クリスタルパレス(水晶宮)でプレミアアワード(最高賞)を受賞した。
この時の豆がまさにこの「バンブーヘッジ農園」の豆だった。

ここからが内緒話になるが
収穫できたピーベリーは数十キロ
そのうち日本に残ったピーベリーは、コンパスコーヒーが購入した2kgのみ
一人が100gだけ購入したとして、なんと20人しか買えない計算
言い換えれば、日本でたった20人しか飲めないことになる

申し訳ないが焙煎調整のため100gは使ってしまったので
残り19人分しかない

セントヘレナ

予約が可能
店頭お渡しか、ネット販売はゴールド会員のみ購入可能(11/7から)です。

セントヘレナロゴマーク



compasscoffee at 19:57|PermalinkComments(0)希少な豆 

2022年10月25日

珈琲人

17年目のコンパスコーヒー
30代から始めて、もう50歳を超えてしまいました
人手不足で私自身が旗の台店で店番をしているので
なかなか全店均等に回れず、皆さんにお会いできませんが
お会いできた時は是非お気軽にお声がけください

コンパスコーヒーがどうして生まれたのか
どんな思いで続けているのか
東日本コーヒー商工組合の記事をお読みいただけると幸いです

株式会社 コンパスコーヒー | 珈琲人名鑑| 東日本コーヒー商工組合 (ejcra.org)



compasscoffee at 12:24|PermalinkComments(0)

2022年10月22日

インヒューズドコーヒー(ウイスキー)

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生豆をウイスキーに漬けているところ


このようにウイスキーを大量に使いインヒューズドコーヒーが作られる
言うなれば、私の我がままコーヒー豆
採算が取れているのか?
なんて聞かれるが
私の頭の中にコーヒーで大儲けしようなんていう考えがなく
この香りに酔ってもらえれば、それでいい
商売ベースで考えたら100g→¥3000を超えてしまう
これが100g→¥1860で買えるのだから、どんぶり勘定もいいところ
一杯当たり¥230になる
浅煎りではスコッチウイスキーのような風味が楽しめ
⑥フレンチローストにするとバーボンのような香り、味わいが楽しめる
少し冷めたくらいに氷を入れて飲むと
アイスコーヒーともウイスキーのロックとも違う
なんともいえない不思議な空間が口の中に広がる
ここだけの話、店舗によってブレンドされているウイスキーが違う!
これも私の「我がまま」お許しいただきたい。

インフューズドコーヒー (スコッチウィスキー) (compass-coffee.com)

2022年10月16日

来年の話ですが・・・


来年のリオヴェルデ、エリア指定の豆が決まりました
今回も、そのエリア全てコンパスコーヒーが買い占めましたので他では買えませんよ!
マップのどこかに23年度の文字があります
探してみてください


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この農園はイパネマ農園と言って山手線の内側位の大きさがあります
あまりにも広大で想像がつきませんが
リオヴェルデ地区は、その一部になります
ブラジルでも最大級の農園になります
50年の歴史を持ち、自然や人への影響を最小限に抑えて持続可能な運営を行なっています
農園内に総面積の約2割の自然保護区を設けたり、湧水が出ている箇所を保護するため周りに在来種の植物を植えるなどして環境保護に取り組んでいます
そのためレインフォレストアライアンスの認証農園になっています





compasscoffee at 18:01|PermalinkComments(0)ブラジル 

キンモクセイ(金木犀)級の香り


『エチオピア イルガチェフェ チェルベサ』

この豆の煎り上がりの香りは半端じゃないIMG_2630
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どの焙煎度合いにしてもアプリコットの香りからは逃れられない
この豆を挽いて持ち帰るお客さんは実にもったいない気がする
そんな場合は粉にした後、0.5秒でも早く袋を閉じられるように努力しているが、粉にした後「ご馳走さま」とついつい言ってしまう

この豆の香りと味わいに惚れ込んでしまった私は、スタッフに驚かれるほどたくさん買い込んでしまった
だが、まったく後悔はしていない
新豆が来てしまったら私の宝物として、この豆と長年付き合っていけるのだから
本当にいい豆と出会った

【焙煎度合いの紹介】

酸味好きには、ぜひ2番ローストを試してもらいたい
酸味と甘みとアプリコットジャムのような強い香りが広がる

酸味が嫌いな方は、いつもの5番もいいが、アプリコットをチョコで包んだような甘い香りの6番ローストもお薦めしたい
温度が下がった頃の甘みと香りには、ため息が出るほど

また、いつものブレンドに、このチェルベサを混ぜると、2ランク位上のブレンドに仕上がるから驚くことだろう

compasscoffee at 13:51|PermalinkComments(0)エチオピア